硝酸性窒素除去装置

家庭用 硝酸性窒素除去装置日本メーカーが国内で生産しておりますので、保証やメンテナンスも安心です

硝酸態窒素除去装置 PSM-□-Sシリーズ PSM-□-Wシリーズ

硝酸態窒素とは

化学肥料や農薬、家畜の糞尿、生活排水が、土中で微生物などにより分解され、さらに酸化されると硝酸態窒素へと変化します。そして地下水に侵入し、私たちの生活まで到達するのです。(硝酸性窒素と亜硝酸性窒素の事をまとめて硝酸態窒素と言います)

体内に硝酸態窒素を含んだ飲料水が入ると、血液中でヘモグロビンと結合し、酸素を運ぶ能力のないメトヘモグロビンとなり、酸欠状態(チアノーゼ)、疲労、頭痛、めまい等の原因になると言われています。特に高濃度の硝酸態窒素を含む水は、乳幼児の健康に重大な影響を及ぼすと言われています。

浄水器設置費補助事業について

お住まいの地域によっては、浄水器(硝酸性窒素除去装置)の設置に関する費用の補助を受けられます。(千葉市、八街市等)
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素による汚染が確認された飲用水(井戸水)を使用する方に対し、その飲用水を浄化するための浄水器(硝酸性窒素除去装置)を購入、設置する費用の一部が補助されます。

補助事業の有無や条件等につきましては、お住まいの市町村にお問い合わせください。

水道法による水質基準

硝酸性窒素および亜硝酸性窒素  10mg/L以下であること。

装置の特性

  • 水中に含まれている硝酸態窒素のみを除去します。(単床タイプ PSM18S、28S型)
  • 水中に含まれている硝酸態窒素に加え硬度成分も除去します。(混床タイプ PSM28W型)
  • イオン交換方式の採用により、食塩水にて再生し、繰り返し使用する事が出来ます。
  • 電子タイマーによる自動再生の為、安全で簡単、しかも運転コストがわずかですみます。
  • 大型機種もご用意できますので、ご相談ください。

硝酸態窒素除去装置の仕組み

硝酸態窒素は、水中では陰イオンとして存在します。それをイオン交換樹脂に通水すると硝酸態イオンは、塩化物イオンとのイオン交換反応によって除去されます。イオン交換反応が終結しイオン交換能力がなくなると、再生が必要になります。再生には、プロソルトを使用します。

仕様

項目(単位) 型式
PSM-18S PSM-28S PSM-28W*1
イオン交換樹脂(L) アニオン樹脂 18 アニオン樹脂 28 カチオン樹脂 14
アニオン樹脂 14
通水量(L/min) 19 30 14
電源 AC100V 50, 60Hz共用
消費電力(VA) 常用3/再生時6
再生時間(分) 85 85 85
再生周期(日) 1~99
食塩消費量*2(kg/再生) 2.25 3.5 3.5
耐熱温度 45℃以下

*1.樹脂の混床率は、原水の硝酸性窒素の濃度によって変わる場合があります。
*2.数回分の食塩を一度の投入したときの平均使用量です。

プロソルト ボイラー・軟水器・硝酸性窒素除去用
プロソルト ボイラー・軟水器用
容量 20kg
包装 クラフト1層袋(EOタイプ)
外装サイズ 597 × 368 ×76mm
1パレット積載数 6配 × 8段 + 2
塩分 98%以上
平均粒径 3mm程度
原材料名 天日塩
主な用途 ボイラー、軟水器、硝酸性窒素除去用。
特徴 原料塩と比べて不溶解分を40%程度洗浄、脱水した天日塩です。

取付例

画像クリックで拡大します。

ピュアソフナー取付例

標準価格

型式 樹脂量 標準価格
PSM-6 SαN アニオン樹脂 6L 290,000
PSM-18 SαN アニオン樹脂 18L 498,000
PSM-28 SαN アニオン樹脂 28L 567,000
PSM-28 WαN 注1 アニオン樹脂 14L・カチオン樹脂 14L 532,000

注1 PSM-28WαNは、硝酸性窒素の除去と軟水化を同時に行います。
※Sはアニオンのみ、Wはアニオン(14L)・カチオン(14L)の混床です。 尚、Wは硬度100ppm以下、硝酸性窒素30ppm以下を基準にしています。
付属品:圧力計、チェックフィルター、カバー、逆止弁バルブ
別売品:樹脂・本体内洗浄剤Mリカバリー

選定の流れ

  • 1.軟水機、硝酸性窒素除去装置を御使用される場所の硬度(カルシウム・マグネシウム)もしくは硝酸性窒素の値を教えていただきます。値は水質検査により分かります。上水道の場合は自治体が公表している水質検査結果により、おおよその硬度の値を知ることができますが、できれば水質検査をお願いします。

  • 2.1日あたりの平均水道使用量を教えていただきます。分からない場合は、設置場所は一般家庭の戸建てであるとか、30坪の事務所に設置する予定、などの情報をいただき水道使用量を推測します。

  • 3.ポンプが設置されている場合は、ポンプの型式などの情報をいただきます。

  • 4.推奨する軟水機を選定、御見積を作成いたします。

※水質検査結果や平均水道使用量が不明でも、経験を踏まえた大まかな御相談もできますので、お気軽にご連絡ください。

軟水機(軟水器)ピュアソフナー ページへ ページトップへ